ほんとうにやめますか②

結局、重いジュースの箱を持ち台車に積むのに、黒のパンプス着用になったこと、私にはそれが気にいらなかったのです。売店の仕事は、立ち仕事なので、スニーカーが楽に決まっています。
その頃、私のスニーカーは、履いて歩くだけで痩せるダイエットスニーカーでした。
黒のパンプス着用を、提案したのは、東京からきた、マネージメントで成功をおさめている有名な女性でした。
売店の業務はレジを打つ仕事だけではありません。自販機にジュースの補充をする、売り場の商品の荷物を受けとる荷受けの仕事、店内美化、肉体労働なのです。見た目で売り場の女性にパンプスを提案した女性に私は腹をたてていたのです。
外部から来た女性は、自販機のジュースの箱を倉庫から持ち出し台車に乗せる苦労は知らない、ただ見た目のスマートさだけでパンプス着用とした、その提案を受け入れた会社にも腹がたったのです。
それにしても、私もうかつでした。
地方なので、どこの職場も時給は、にたりよったりです。
人間関係はよかったのです。
同年代の女性、年上の女性、新卒の19歳の女の子、バイトの女子は、高校生、女性の職場なのに、人間関係は、よかったのです。
それでも、私は、自分の気持ちを抑えることはできなかったのです。

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